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「これは重要だから覚えなさい」というだけでは納得がいかないことが多くありませんか。なぜ大切なのか、何を基準に重要だといえるのかなど、学習していると知りたいことはたくさんでてきます。それをできるかぎり授業の中で説明するようにしています。想像や見立てで教えるのではありません。私自身が生徒と同じ立場で受験をし続け、そこで得られた経験をもとに指導しています。だからこそ、本当に力がつくのです。
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読解の授業では主に精読を行っています。必要なら、たった数行の英文を1時間以上かけて読むこともあります。いい加減に読み飛ばしたり、筆者の意図を無視したような読解では、真の理解は望めません。言葉1つ1つのもつイメージ、その言葉がよく使われる状況を深く把握するまで英文とがっぷり組み合うので、集中力も忍耐力も精神力も養われるでしょう。大学に入ってからも困らないだけの英語力がつくはずです。 |
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ただ日本語に訳すだけのような上っ面の読解ではなく、筆者の意図を汲み取ることを目的とした授業を行っています。時間をかけて考えに考え抜いた文章は、不思議と頭に残っているものです。しかも、深く読み取れたという経験、理解に至るまでの思考力という2つの力が自然とついています。考えることは一見大変そうに見えて、自分が答えを出せるようになるという点で楽しいし、実際、一番の近道なのです。 |
すべての学年で毎回、文法の週テストが行われます。音階練習みたいなものです。常に頭の引き出しを整理し、そこからほしいものを素早く取り出す訓練を行うことで、長文を読むスピードをあげることが目的です。「基礎文法なくして読解なし」なのです。この週テストでの得点率が、そのまま入試の得点率になると考えてください。試験独特の緊張感にも慣れることができるし、一石二鳥です。
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