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「国語は自分の考えを聞かれる科目だ」と考え違いをしていませんか。極端な話、国語ではあなた自身の考えは一切聞かれません。問題となっているのは「筆者の考え」であり、答案に書かなければならないのも、あなたが理解した「筆者の考え」です。授業では、とにかく心を空にして「相手の言うことに耳を傾ける」訓練をします。読む題材は入試問題が中心。現代文は他に何も用意する材料の要らない唯一の科目です。
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古文:心がけの教科です
「古文といってもどうせ日本語だから」と、最小限の知識もなしに古文が読めることを期待している人が多いと思います。でも、古文にも基本的なルールがあります。それなしに理解しようと思っても、それは無理な話です。ですから、まずはルールを固めましょう。そこから、必要とされる古典知識などを織りまぜながら、古文の試験問題に慣れていきます。 |
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漢文:大昔の中国の読み物
漢文は、一見複雑な漢字に圧倒され、敬遠されがちな科目ですが、実は読むと面白いものが多いのです。試験科目と考えるより、むしろ大昔の中国の読み物と考えれば、興味も湧くはず。楽しみながら学習できるので、理系の受講者も気に入ってくれる科目です。漢文の学習には細かく段階があります。その段階を無視して、いきなり白文を読むから漢文嫌いになってしまうのです。段階を追って、じっくりと学習しましょう。
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小論文はまず書くこと。授業を聞くだけ、本を読むだけでは絶対力はつきません。そのためISAでは、1ターム(約1カ月間)に2回、論文を書く時間を設けています。提出された答案はすべて個別に添削指導します。答案用紙に赤字でコメントを加えるほか、全員に「個人票」をお渡しします。よりよい答案の書き方、自分の意見を深める具体的な方法を、1人1人のレベルにあわせて個別にアドバイスしていきます。
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「個人票」に書かれたアドバイスは、読んだだけでは身につきません。そのため ISA では、2回目の答案作成をリライトに当てています(同じ課題に二度取り組む)。実際に書き直してみることで、自分の意見をより深めることができ、それを的確に相手に伝えるためにはどう書けばいいのか、合格論文の書き方が実体験として身につくからです。書きっぱなしにしないこと、これこそがISA小論文の核心です。
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